世界で一番難しい!オーボエってどんな楽器なの?

知っているようで知らない、オーボエのこと

オーボエはフランス語で「高い音の木」という意味です。主にオーケストラで活躍し、その素朴で哀愁漂う美しい音色に、うっとり耳を傾けたことがあるかもしれません。オーボエの原点は、古代ギリシア時代の葦笛で、ショームというヨーロッパの古い楽器が祖先です。17世紀になり、フランスでオーボエが誕生しました。弦楽器ばかりだったオーケストラに、管楽器で初めて入ったのもオーボエです。この楽器の特徴を一言で言い表せば「世界で一番難しい木管楽器」です。そんなに難しい楽器なのか気になるところですが、本当にギネスで認定されています。

オーボエを演奏するには試練がたくさん!

オーボエの何がそんなに難しいのか?まず初心者は、音を出すのに苦労します。音が出ても、コントロールするのがとても難しいのです。管の中がとても狭く、空気の通り道が細いので、息のコントロールが難しいようです。管楽器経験者には分かると思いますが、ほとんどの楽器は息が続かないことが悩みの一つですが、オーボエはその反対。息が余ってしまう楽器なのです。他の管楽器奏者から見れば羨ましい話ですが、息が余ることもオーボエの難しさの一つです。

オーボエの命はリードにある!

オーボエは2枚のリードを使うダブルリード楽器です。リードは葦の一種ケーンで作られています。オーボエ奏者はこのリードを自分で作る方が多いようです。リードは楽器の命です。自分の理想とする音のために、手間と時間をかけ、一つ一つ丁寧に作り上げます。リードはずっと使えるわけではありません。消耗品ですから、一つ作ればいいわけではないのです。オーボエがどんな楽器なのか、ほんの一部ですが紹介してきました。「世界一難しい木管楽器」と言われるのも頷けますね。

クラシック音楽に欠かせないダブルリードで発音する木管楽器です。オーボエの魅力はその澄んだ音色、切ない響き、人の心に残る音にあります。有名な楽曲にも数多く用いられています。